遊び人の回想録 その5 姫探し

っとパトロンの話で大きく逸れてしまった。

俺っちも最近「討伐増援の呼びかけ」に行くようになった
その経緯について頭の中を整理しようと思う。

そう、この前の「姉妹の件」の前はダスタードとかデーモンテンプルとか
そんなおっかない場所に危険な場所にシティボーイが自ら行くなんて
ナイナイナイナイっと思っていたのは事実だ。

ブリテインやルナや酒場でお姉さんに話しかけている方が性に合ってる。
しかし飛鳥に来て街中で声を掛けてもスレているのかスルーされることが多い。

そんなことを続けているうちにひと月が経ったある日
俺っちは閃いた。

最近、「ドラゴンタートル討伐の増援」の呼びかけをよく耳にする。

戦場で力尽きたお姉さん達に、そっと手を差し伸べて
自慢の包帯テクニックで縛ってあげたらきっとそこから新たな出会いに
繋がるはず!

戦場に出会いを求めるのは間違っているだろうか…
いや、きっと他の野郎連中は財宝が目的に違いない
きっと俺っちみたいに出会いを求めているお姉さんもいるはず!

それから俺っちは、銀行に預けていた武器や防具を取り出して
「呼びかけ」が聞こえる度に戦地に赴くようになった。

最初は、紅白の布地を置いて野戦病院をしていた。
来た人を蘇生していた。
しかし、ドラゴンタートルの討伐ではあまり死傷者がいないので
これはすぐにやめることになった。

最近は戦地につくと、俺っちは
「美人なお姉さんが助けを呼んでいると聞きつけて駆けつけました!」
と叫び美人のお姉さん探しをしつつ魔物討伐をしている。

美人なお姉さん、綺麗なお姉さん、艶やかな淑女
なんと叫んだかはあまり覚えていない。

ただ手に入るのは、卵だったりレプリカだったり
あまり興味のないものばかり。
お金もほとんど拾わない。

少しずつ俺っちの評判を広めていき必ず姫と出会って魅せるさ!

っと討伐が終われば俺っちも街に戻る。
街に戻ったら必ず、武器を外し、鎧を脱ぎ、ズボンを履き替え
靴も履き替え、アンクのペンダントに着け直しベルトを締め
シティボーイに戻るのさ。

街中で鎧を着っぱなしで過ごす連中も目にするが俺っちには真似出来ない。
そんな一日中重たい鎧を着て生活なんて、鎧も蒸れて汗臭いし疲れるし
気抜いて酒も飲めやしない。

しかもそんな服装で武器持ってお姉さんに近寄ったら
お姉さんも身構えちまうだろ?
戦いと日常生活はキッチリ分けねえと疲れちまうよ。




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Tiwaz(ティウ)

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