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遊び人の回想録 その12 依頼待ち

ニューヘイブンにいると結構な頻度で話しかけられる。
それは、きっと俺っちが周知の遊び人だからなのだろう。

俺っちが渾身のダジャレを放った後のアノ暴風雨。
遊び人は妙な安心感があるとオーリンは言っていた。

知らない人でも気軽に話しかけてくるが
俺っちは大歓迎だ。遊び人が鍛えた日頃の話術をもって
柔軟にその話題に飛び込んでいくぜ。

ニューヘイブンで決まった場所に机と椅子を置きルーンブックの案内書を置いた。

案内書の内容はこうだ。
「狩りのお手伝いします。(蘇生・回復)声掛けてね(無料)」

しかし、これだとここで蘇生、ここで回復と思われるか…?
と思って後から書き直した。

「狩りのお手伝いします。(後方支援/盾支援/蘇生・回復)声掛けてね(無料)」

これなら狩場でサポートしてる感が伝わるに違いないっと。
さて、あとは酒のボトルを出して、依頼が来るまで酒盛りだ。

ああ、そうだそうだ確かに
俺っちは酒のボトルしか持って来なかった、それは間違いねぇ。


しかしだな、俺っちはハムが食いたいなんて一言も言ってねえぞ!

3

この豚野郎共が!!

しばらくすると、少し離れたところから視線を感じた。
あそこのベンチに座ってこっちを見ているあれはツムギか?

一人でベンチで何してんだか。
むむむむ!

も、もしかして、ツムギの奴、俺っちに惚れちまったか!
それで遠くから俺っちの事を…。

し、しかしだな、俺っちとツムギは親子ぐらい年が離れている。
いくら俺っちが遊び人だからとはいえ、アノまな板少女の想いを
受け止める心の準備が…。

「ねぇ、何してるの?」

ハッ!イカンイカン。あまり考えるべきことじゃないな…。

お、おや。ツ、ツムギじゃないか。俺っちに何か用か?
「こんなところで何してるの?」

俺っちはタダで狩りの手伝いをしているのさ。

「それで誰か来たの?」おうよ、ヤングを助けた。
「へ~優しいんだね」

ツムギは何してるんだ?「今から黒熊亭に行くところ」
そ、そうか。じゃあ、またな。

ツムギはそのまま去っていった。

そしてしばらくすると正式に依頼を受けたわけじゃないが
復帰したての冒険者と話の流れでイルシェナーの謙譲の蜘蛛
討伐増援に連れていった。

4

大きな蜘蛛を討伐し街に戻ってくるとボロボロになったその冒険者も
後から街に戻ってきた。

いやー大変でした。パラゴンに囲まれて力尽きましたっと冒険者は言う。

そうか、俺っちは女と歩いてる時に前に遊んだ女と鉢合わせた
あの修羅場に比べると大したことなかったな。

うぷぷぷぷ
どうやら彼はツボにハマってしまったみたいだった。


そしてしばらくすると迷うことなく俺っち向かってに歩いてくる…
あのまな板少女フレイか。

「ねえ、こんなとこでまた何怪しい事やってんの?」

また…ってそういえば「ルナのパトロン探し」の時に来たのもフレイだっけか。。

怪しいとはなんだ!失礼な!俺っちはただタダで狩りの手伝いをだな
請け負ってるだけだ。

「ふ~んツムギから話を聞いて見に来てみればこんなことしてたのか」
ツムギがフレイに言ったのか・・・こいつらったく。

フレイは様子を見に来ただけだったようだ。
俺っちが何をしているのかがわかったら、そそくさと去っていった。

むむむ!これはもしかして、ツムギとフレイで俺っちを取り合っているのか!?

……ふぅ、やれやれ…アホくさ、そんなことあるはずないか。
ちょっと今日は飲み過ぎたかな。





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遊び人の回想録 その11 試練

この1ヵ月、飛鳥にいて思う事がある。
みんな個性が強い人が多いなっと思う。

俺っちが積極的に知らない人にも声を掛けているっていうのも
あるかもしれないがそれにしても飛鳥は退屈しない。


アルフォンスが姫になってあげると言ってから2日が経ったある日の朝
ルナ銀行にいたアルフォンスに会った。

やあ、アルフォンスおはよーっと俺っちが挨拶すると

このたわけもの!なんだその挨拶の仕方は!っとどやされた。

え?

話を聞くと姫になると言ってから姫とはどんな者か
騎士とはどんな者か調べたらしい。。。
アルフォンスは真面目っこなのか。。

あなたに合わせてあげているんだから、それを汲みなさい
っと言われた。


ア、アルフォンスさん?あ、いえ、姫様…。

「うむ、よろしい、してわらわに何か用か?」

「わらわ…。いえ、特に御用はございません。」

「そうか、ではお主に試練を与えようと思う。」

試練…とは?そんな話を俺っちはしてないと思うけどなっと
考えていると

「うむ、騎士たるもの、試練を乗り越えてこそ立派な騎士になれるものって
書いてあった。試練を与えられずして騎士になろうとはお主も悪よのぅ」

それで話を聞いているとその試練は、いくつかあった。

1つ、無料で困っている人を助ける事。
1つ、名誉の徳と武勇の徳を積む事。
1つ、試練を達成した時に行う騎士叙任式の計画を練る事。

この最後のって俺っちに丸投げでは…。

というわけで、俺っちはアルフォンス姫が真面目に考えてくれた
メンドクサイありがたい試練を受ける事になった。

ニューヘイブンで
1

この時に、キャプテン・ジョーダンの旦那が来て
「ティウ、サイコロしようぜ」っと賭け事を迫ってきた。

俺っちはギャンブルはしないよ~っと伝えると、せがまれて仕方なく付き合う事に。。
数分後…男は引き際が大事だ!ということで俺っちの勝ち逃げ+160,000gpゲット。

ブリテインで
11

ルナで
12

2

街で叫んでいると喉枯れるよね~っと
ランチュさんに言うと

「あ、あたしの美声がああああああああ」っと頭を抱えておられました。


そしてドラゴンタートルの討伐の増援要請を受けて、名誉や武勇の徳を積み
日々試練と戦っている。






遊び人の回想録 その10 姫と遊び人

ある日の朝帰り、俺っちはYewの家に戻ろうとムーンゲートを出ると
家の近くで木を切るお姉さんを発見。

重そうな丸太を一人で運んでいるのを見かけたから声を掛けた。
それが俺っちの知り合いのお姉さんの中の一人、アルフォンスとの出会いだった。

ピンク色の髪の色、祝福を受けた魔術師の帽子を被りビートルを使役する女性。
何度かルナ銀行まで運ぶのを手伝った。それからの知り合いだ。

アルフォンス

彼女は俺っちの事をTさんと呼ぶ。ティウは呼びにくいそうだ。
彼女は朝から昼くらいまで活動してて夕方前には眠りにつくらしい。
どうりで夜に見かけないわけだ。

なぜこのような話をするかというと、彼女は俺っちの姫になったからだ。

経緯は、こんな感じだった。

ある日の昼頃にルナで俺っちがお姉さんに声を掛けていると
アルフォンスが伐採して木材を持ちルナ銀行に来ていた。

「あ、Tさん、おはよう。またナンパしてるの?w」

「ナンパとは失敬な!お時間を持て余している淑女の方にお声を掛けて
楽しい時間を過ごしているだけだぞ!」

「それをナンパというんだよw
しかもこの時間帯にいる淑女って皆旦那持ちじゃない?
というか、それもう不倫じゃないww」

むぐぐぐ…。俺っちは姫候補を探しているのだよ。決してナンパではない!

姫を探していると必ず聞かれる。「姫を探してどうするの?」

俺っちは胸を張って堂々と口にする「養ってもらうのさ!」

wwちょwそれヒモじゃないのw

俺っちは養って貰う代わりに、姫の剣になり盾になる。
ヒモとは違う。

前にもこんなやり取りをルナでやったような気がする。。

「つまり、姫と騎士のような感じ?」

うむ。

それでそのお姫様は見つかったの?
と聞かれたのでこれまでの経過状況を教えた。

そっか。じゃあ本物の姫見つかるまで私が姫になってあげようか?

!?

話を聞く限りでは特別な事するような感じでもなさそうだし
ずっと探してたなら、見つかるまでの間で良ければ
それに何度か木材を運ぶ手伝いもしてもらったしね。
それのお礼だよ。

まあ、見つかる間だけね。

おお!

「でもTさんは、騎士になるなら遊び人はやめちゃうの?」
俺っちは遊び人で騎士だ。

「それって・・どういうこと?」

戦う時だけ騎士でその他、町にいる時は遊び人という感じだと思って貰ったらいい。

そうなんだ・・・w













遊び人の回想録 その9 助太刀

人にはその人の今まで生きてきた物語が存在していて
更に、人と人が出会えば、また新しい物語が生まれ刻まれていく。

ニューヘイブンで酒を飲んでいると、「ドラゴンタートル討伐の救援」
を求める声がした。
討伐


むむむ、お姉さんが俺っちを呼んでいる気がする!
助けを求めている声がする気がする!

残りの酒をグイっと飲み干し銀行に向かい、武器、防具を急いでかき集める。
そして着替えてルナに向かう。

ルナのムーンゲートから一番近い建物に置いてあるクリスタルを使い
ドラゴンタートルの生息地へ行く、これが俺っちのルートだ。

ペットに騎乗しないと追いつけないほどの魔物は
ドラゴンタートルの生息地にはいないから討伐も徒歩だ。

第一お姉さん


ドラゴンタートルの生息地に行き、第一お姉さんを発見したら
誰であろうと、まずは一声かける。
意識されなければその他大勢にすぎないから
そのお姉さんの琴線に触れる事も出来ない。

第一お姉さんその2
話しかけた相手が、知っている人だったなんてこともたまにはあることだ。
だが、男に二言は無い。
そしてドラゴンタートルが討伐された。

俺っちは、ブリテイン銀行へ。
ブリテインの首長さんに挨拶してると横目で
ベンチに座ってるお姉さんを発見!

着替えてからさっそく、声を掛けた。

「お姉さん、お隣の席いいですか?」

そのお姉さんと話をすると、最近よく見かける復帰冒険者の一人で
飛鳥は人が多いと聞いたので見に来たら本当に人が多かったそう。
積極的に話題を提供しそれらの話題で大いに盛り上がった。

お姉さんは最後に俺っちに「ありがとう^^」と言っていた。
これは楽しい時間を提供した俺っちにってことなんだろう。

これもまた1つのきっかけとなり
これからの彼女のブリタニアでの生活が豊かになる事を
俺っちは願っている。






遊び人の回想録 その8 怪しい集団

Yewゲート付近が慌ただしい。

Yewの田舎町のムーンゲートに最近よく人が出入りしている光景を目にする。
俺っちの家からYewのムーンゲートは目と鼻の先だから
たまに家にいても窓から行き交う人たちが見えてしまう。

それにしても最近は、その数がやけに多いと感じていた俺っちは
これは何かあるかもしれないということでYewゲート付近を探索した。

すると偶然、俺っち同様に探索をしていた雪猫の姐さんとチキに出くわした。
だけど夜、Yewのムーンゲート付近をウロウロしてたら森の黒熊亭の常連たちに
出会う確率は物凄く高い。

酒場で会うならまだしも、ウロウロしてても出会う確率が高いのは
驚異的である。皆飲み過ぎて「夜の徘徊」でもしているのだろうか。。


「このあたり人最近多いよね」と言われて俺っちたちは、とある建物を発見した。

その屋上では、見たことも無い怪しい植物を栽培しているのを発見。
きっとここに違いない!と建物の内部を探索。
怪しい植物

雪猫の姐さんに、ちょっと何やってんの?
と言われた俺っちは建物を物色していた。

「チッ。ここには自由にお飲みくださいっていう酒は無いのか。」

とりあえず黒熊亭に戻り情報を整理した。

黒熊亭に戻ってみると、グレンの旦那が酒場を開けていたから
最近のこのYew辺りについての話を聞いた。

噂によると、冒険者に復帰した人たちが集まってきている家が
あるらしいということを聞いた。

こんな田舎町に多くの人が出入りするなんて
これはきっと何かあるに違いない!
と思っていたんが、そういうことなら合点がいく。

俺っちは、てっきり田舎町の古い廃墟で怪しい魔術師集団が
何やら怪しい事でもやってんじゃねえかって心配してたんだが
とりあえずはそういう心配はなさそうだ。

黒熊亭にて

何も知らないことはそれだけで周囲に不安や疑念を抱かせる。
今回の話を聞いて居なければ、俺っちはずっと怪しい魔術師ギルドが…と
勘違いしていたに違いない。

するとグレンの旦那がチキに最近の調子を聞いていた。
チキは大工にハマっていると言っていたが
「グレンの旦那の商売敵がこんな近くに!」と俺っちは驚いた。

最近あちこちに人が増えていて引っ越しや家を建てたりとするから
家具が沢山売れていてウハウハらしい。
でもチキは寝袋で寝ているらしい。
寝袋なんて懐かしいな~っと皆口々に言っていた。

そうなんだ。昔はどこに寝てたっけ…。そうそう

俺っちは昔はよくダンジョンに出かけて
傷ついたお姉さんに包帯巻き巻きしてあげて話の流れで
ショップしてるんですか?と聞きそのお姉さんの家で買い物して
外で寝たら危ないから、お姉さんの家で寝泊りしてたなって

話をしてたら

ティウは、いつか監獄に入れられそうだな…っと言うグレンの旦那の言葉に

皆が遠い目をしてうなずいていた。

むぐぐぐ…。

遊び人の回想録 その7 個性

森の黒熊亭の酒場に出入りするようになって約1ヵ月が経とうとしている。

Yewの森にある酒場で大体22時半ぐらいには人がいることが多いみたいだ。

「みたいだ」というのは俺っちは夜の街に繰り出している事が多いから
たまに黒熊亭に寄る感じだ。

店主のグレンは…というほど俺っちは、まだあまり知らない。
2~3回しか会ったことはないが彼の酒場の備品の机や椅子は彼の自信作である。
家を建てた時に備品の作成を依頼したことがあるから、それは知っている。

あとは酒場を出入りしている常連たちだが…
正直言って俺はまだあまり全員を良く知らない。

知ってるのは、チキ、雪猫の姐さん、ミント、フレイ、グレン、
キャプテン ジョーダン、つむぎ、オーリン、ルクレチアだっけか。
まだまだいるみたいだが俺が面識があるのはこのくらいだ。

雪猫の姐さんは俺っちと歳が近いから姐さんってだけだが他の女性陣は
年下の若い子ばかりなんだが、パトロンの件や姉妹の件で若い子達には
刺激が強すぎたか

俺っちはあまり良い印象は持たれていない。


森の黒熊亭

騎士や侍なんかもいるみたいだが、俺っちはまだ会ったことはない。
俺が出入りするようになってから、グレンはこんなことを言っていた。

「最近、酒場を出入りしてるのは遊び人や駆け出し忍者、見習い魔術師や羊飼いとか
頼りない連中ばかりが増えているな」

っと言われた事が記憶に残っている。

そういえば、ルナで二コルにスキル構成は?と聞かれたことがある。

スキル構成?まあ、「要はお前さん何が出来るんだい?」ってことを
聞かれているってことだろ。

一緒に話をしていた連中は、私は槍が使えます
神秘魔法が使えます、魔法が使えますっという話をしていた。


それでシティボーイは何が出来るんだい?遊び人なら踊りか?と聞かれたから
俺っちは自信満々に答えてやったよ。

俺っちの特技は、火遊び、夜遊び、女遊びさ!


それを聞いたニコルは、悔しそうな表情をして
「上手く言いがって!このシティボーイめ!」

と吐き捨てるように言っていた。








遊び人の回想録 その6 田舎暮らし


俺っちはシティボーイだけど…っとその前に
シティボーイも最初から自分で名乗っていた訳じゃない。

行商人二コルと初めて会った時に会話の中で
「このシティボーイめ!」っと言われたのがそもそもの始まりだった。

まあ確かにYewの田舎町には滅多に行くことも無いし
いつもはブリテイン辺りにいることが多い。
それに俺っちの事を話す時もシティボーイで一括りにすると
相手が色々と察してくれるので便利だと感じたから
そう名乗るようになった。

ま、あながち間違いでもないのだ。

ただ、たまには人々の行き交う喧噪から離れたいときもある。
それにたまには一人で晩酌したいこともあるじゃん。

戦場に赴くことが増えたからそろそろ家でも
探そうかと思ってたわけよ。

戦利品が気が付けば増えていくからどうにかしないと銀行はパンクしてしまう。

個人的には、
出来れば森の黒熊亭に近く、ゲートに近かったらサイコーと思っていたら
案の定、ちょうど売りに出てた物件を見つけた。

森の黒熊亭まで徒歩30秒、ムーンゲートまで徒歩10秒
この立地で土台だけで800万GPはお得でしょ。
即購入を決めて掲示板に書き込みをした。

家

そして土台を購入し、さっさと建築を開始。
内装は、女性を招いてもイヤらしくない程度に行った。ただ生活感は漂わせない感じだな。

あとは、手に入れた戦利品を売りさばかないと俺っちが持っていても
特に必要のない物ばかりだし荷物ばかりが増えていく。

そこでメイドを雇った。家にはあまり帰らないが戦利品は売りさばいて欲しかったからな。
左が新人メイドのユナ、右がメイド長のミサ。

ユナは新人ながら、2日で3,000万GP稼いだ期待の新人。
きっと今後も稼ぎ頭になってるれる事だろう。

遊び人の回想録 その5 姫探し

っとパトロンの話で大きく逸れてしまった。

俺っちも最近「討伐増援の呼びかけ」に行くようになった
その経緯について頭の中を整理しようと思う。

そう、この前の「姉妹の件」の前はダスタードとかデーモンテンプルとか
そんなおっかない場所に危険な場所にシティボーイが自ら行くなんて
ナイナイナイナイっと思っていたのは事実だ。

ブリテインやルナや酒場でお姉さんに話しかけている方が性に合ってる。
しかし飛鳥に来て街中で声を掛けてもスレているのかスルーされることが多い。

そんなことを続けているうちにひと月が経ったある日
俺っちは閃いた。

最近、「ドラゴンタートル討伐の増援」の呼びかけをよく耳にする。

戦場で力尽きたお姉さん達に、そっと手を差し伸べて
自慢の包帯テクニックで縛ってあげたらきっとそこから新たな出会いに
繋がるはず!

戦場に出会いを求めるのは間違っているだろうか…
いや、きっと他の野郎連中は財宝が目的に違いない
きっと俺っちみたいに出会いを求めているお姉さんもいるはず!

それから俺っちは、銀行に預けていた武器や防具を取り出して
「呼びかけ」が聞こえる度に戦地に赴くようになった。

最初は、紅白の布地を置いて野戦病院をしていた。
来た人を蘇生していた。
しかし、ドラゴンタートルの討伐ではあまり死傷者がいないので
これはすぐにやめることになった。

最近は戦地につくと、俺っちは
「美人なお姉さんが助けを呼んでいると聞きつけて駆けつけました!」
と叫び美人のお姉さん探しをしつつ魔物討伐をしている。

美人なお姉さん、綺麗なお姉さん、艶やかな淑女
なんと叫んだかはあまり覚えていない。

ただ手に入るのは、卵だったりレプリカだったり
あまり興味のないものばかり。
お金もほとんど拾わない。

少しずつ俺っちの評判を広めていき必ず姫と出会って魅せるさ!

っと討伐が終われば俺っちも街に戻る。
街に戻ったら必ず、武器を外し、鎧を脱ぎ、ズボンを履き替え
靴も履き替え、アンクのペンダントに着け直しベルトを締め
シティボーイに戻るのさ。

街中で鎧を着っぱなしで過ごす連中も目にするが俺っちには真似出来ない。
そんな一日中重たい鎧を着て生活なんて、鎧も蒸れて汗臭いし疲れるし
気抜いて酒も飲めやしない。

しかもそんな服装で武器持ってお姉さんに近寄ったら
お姉さんも身構えちまうだろ?
戦いと日常生活はキッチリ分けねえと疲れちまうよ。




遊び人の回想録 その4 行商人

目覚め

ふぁあ~あ~あぅ。あれ?ここは…えーっとどこだ?
…アンブラの…ムーンゲートってとこか。

確か昨日は、家から出ると家の近くに小さな家が建っていたから
久々に家の近辺を見て回ってると酒場黒熊亭の常連の人達が森にいて
話しかけるとその傍にまた別の新築が建っていたっけな。

また建築ラッシュが各地で始まっているのかね~。

それからニューヘイブンのテラス席で飲んでたんだが
ドラゴンタートル討伐の増援の呼びかけを聞いて出掛けたり
イルシェナー武勇のアンデッド討伐の増援の呼びかけを聞いて出掛けたり

そして疲れたから、またそれからニューヘイブンのテラス席で飲んでたんだが
それからしばらくして帰ったような気がしたがこの状況、辿りつくことが
出来なかったみたいだな。


記憶1

俺っちも最近「討伐増援の呼びかけ」に行くようになった。

シティーボーイが危険な場所に自ら飛び込むなんて

…とちょっと前はダスタード行く前に
言っていたが状況が変わったのさ。その話は、またあとでまとめよう。



話は変わるが、飛鳥に来た初日に遡る。


俺っちは飛鳥に来た初日にルナに寄ったら、ルナ銀行で叫ぶ男を見た。
誰がどう見ても行商人だわな。その行商人、名前は二コルと言った。

「お兄さん、何売ってんのさ?」と俺っちが聞くと「狂える細工師の動く足」を
売ってるんだと言われたんだっけな。

しばらく様子を見ていたんだが全然売れる気配が無かったから
俺っちがその「狂える細工師の動く足」
買ってあげるよっていうと、二コルはとても喜んでた。

たまたま黒熊亭の常連のチキと出会ったのもそのタイミングだった。

それがキッカケでちょくちょくルナ銀行に寄るようになった。

あれは確か「姉妹の件」が片付いてしばらくした頃だった。
ルナ銀行に寄ってみると行商人二コルがまた叫んでた。

確か…「エセリアルの動物を買い取ります!」とか叫んでたっけ。
そんな、売りに来るような人なんて…と思ったらエセリアル動物を
持ち込む人が来るわ来るわで、人が結構来た。

二コルと駄弁りながらその持ち込む人達を見ていた。
俺っちもついでに何か売ろうかなっと思い銀行を覗いてみると
こないだ一人で出掛けたデスパイスで手に入れた「許されざるベール」を
売ってみた。・・・・・しかし、こっちは全く売れる気配もなかった。

そこで同じく募集をしようと考え俺っちも叫んだ。

「パトロンのお姉さん募集中です!誰か僕を養ってください。」
一番最初は確かこんな感じだったはずだ。

しばらく叫んでると、酒場黒熊亭の常連、雪猫の姉さん、フレイが
「あんたこんなとこで何やってんのさ!」って近寄ってきた。

見ての通り!養ってくれるお姉さんを探してるんだよ!
「まったく…呆れるな」とかなんとか言われた気がするが
よく覚えていない。

そして、言い回しを変えてみてまた叫んでみた。
「姫(お姉さん)のツルギになります!
姫の盾になります!だから養ってください!」

すると、一人の女性が声を掛けてきた。
「あの、パトロンって養うって何すればいいのですか?」

剣になるにも盾になるにもお金かかるだろ?だからそれらの費用は出してね!
でも時にはアレやコレも欲しくなっちゃうからそれらも買ってくれると嬉しい。
そんな感じかな~みたいな説明をした気がする。

すると横で話を聞いていた二コルが

「こんなヒモみたいな奴に近づか無い方がいい。
きっとボロ雑巾のように使い捨てられるだけだよ」

っといわれた。

「あ、私そんなにお金持ってないので・・」

結局、その日俺っちの姫様と出会う事は出来なかった。

その後、風の噂で聞いた話だが俺っちが
「ルナでパトロンのお姉さんを募集していた話」は
遠く離れたブリテインでも市民の話題にあがっていたそうだ…。





遊び人の回想録 その3 ジゴロ

ハラ減ってきた…。俺っちは酒を飲む時は食べない派。
酒の香りを楽しみ苦みを味わい、人で楽しむ。

酒が好きな人は、きっと俺っちの嗜好にうなずいてくれるだろう。

そいや、こないだブリテインの港にいた船上酒場に行った日
あの日は俺っちも久々に飲み過ぎた。

ちょっと休憩でブリテイン銀行前のベンチで休憩していたらさ
酒場常連のチキ?だっけか酔っぱらい過ぎて名前をあまり
覚えてないが一緒にいたんだ。

すると、行き交う人の流れの中に
可愛い子が目の前を通り過ぎようとしてたのさ。

あまりにもカワユ過ぎて、つい声を掛けてしまった。
そう…今思い返すと俺っちはその女とは面識はなかった。

なぁ、今夜俺の隣が空いているから一緒に寝ないかい?
一晩でいいからさ!頼むよ~。

え!ちょっとそんなことを言われても困ります…っと言われた。
わたし、あなたのこと知らないし。。


なぁ、頼むよ~。その柔らかな懐で眠りたいんだ!
お願い!この通り!

そんなこと言われても無理です!!って言ってたっけ。


そのフカフカのモフモフに埋もれて寝たいんだ!!
頼むよ!俺っちにそのラマっこを!ギュッとさせてくれ。

そしてなぜか・・・・その場が静まり返った。

まったく…カワユイらまっこに乗っていた女は何をさっきから
言っているんだ?俺っちは飲み過ぎて眠たいのに。

そのあと何て言ったかは曖昧だが交渉の末
流石に一晩はちょっとっといわれたので仕方なくその場で
少しの間、らまっこのモフモフを堪能した。

もちろん、俺っちはそのモフモフに捨てられるんじゃない。
そのモフモフを俺が捨ててやるんだ。
もう後ろは振り向かないぜ。

とか言ってるとチキが、ジゴロだな~っとつぶやいていた。



さて、回想録もこれくらいにして空いた酒も残ってねえし
酔いも覚めてきたところで街にでも繰り出すか。

夜はこれからだ。


遊び人の回想録 その2 姉探し

*ヒック*

えーーっと…どこまで書いたんだったか。ああ、そうそうそうそう…。

黒熊亭に顔を出すようになって数日ぐらいしてワインボトル片手に呑みながら
Yewのムーンゲートに向かっていたんだ。

そしたらさ、女の子がムーンゲートの前で突っ立ってたんだよ。
ムーンゲートの前で突っ立ってるなんて普通じゃないだろ。

ゲートを使う奴はすぐ目的地に向かうし
待ち合わせをするならルナだろ。

Yewのムーンゲートの前に突っ立てるなんて…と俺は不思議に思ったから
その子に声をかけた。

そしたらよく言ってることが支離滅裂でわかんないから
とりあえず黒熊亭のテラス席に連れて行ったんだっけ。

しばらくすると、酒場に人がやってきた背格好は
その子と大して変わらず顔も幼い…女の子。

この子も酒場の常連か…?それともお遣いか?
と思ったがどうやら常連だった。名はフレイだったか。

それとクーシーに乗るテイマーの雪猫と名乗る
酒場の常連が来たから彼女らにその子を任せて
酒を飲んでいたっけな。

話によると、「ドラゴンの皮を取りに行った姉の帰りを待っていて帰って来ない」
この話の展開…次第に額から汗がにじみだした。

結局、予想していた通り「姉探し」に行くことになった。
場所は「ダスタード」

‥‥‥‥シティボーイの俺っちがそんな危険な場所に行けるもんか!
彼女らを見送り、テラス席で酒を呑みつつ幼女と待っていようとすると
つままれて、俺っちも仕方なく行くことになった。

しかし見切り発車だったせいで、「姉の特徴もわからないまま」
ダスタードでドラゴンに追い回されながら一旦、黒熊亭に戻った。

それで俺っちはその幼女に聞いたのさ。
Q、お姉さんは美人かい?  A、うん、とっても!
Q、お姉さんは綺麗かい?  A、うん、そう思う。

わかった!俺っちが必ず!お姉さんを連れてきてあげよう☆

そして、今度はデーモンテンプルへ。

すると潜伏しながらドラゴンの傍を駆け回っている美人さんを
俺っちの鋭い視線で発見!

綺麗なお姉さん!ちょっと待って! と声を掛けながら追いかけていると
雪猫姐さんから「ねぇ?戦わないの?」と言われた。

シティボーイはそれどころじゃないのだよ!
美人を目の前にして武器を振り回すなんて云々…。

そんなこんなで、無事に姉妹の再会は果たされた。
お姉さんの連絡先を聞こうとしたがそれは果たされなかった…くぅ。

すると幼女が寄って来て俺っちの頬にkissのお礼をして帰っていった。


おっと、こんなこと書いてるうちにボトルが空いちまった。










遊び人の回想録 その1 回想

日記を書くに当たって、これまでのことを回想し頭の中を整理してみようと思う。


あれはいつだったか?いつだろう。。。先月?いや、今月?
それとも・・・もっと前か?一週間前辺りから

数年ぶりに、人が街に溢れているせいか人混みに揉まれ過ぎて
記憶が曖昧だ。

昼間

昼間っていうのに、こんなに人がいたら最近の事なんていつの話だったか
わからなくなるってもんよ。

まあ、とにかく俺っちは、飛鳥に来た。

偶然なのか必然なのか運命なのか、わからないが飛鳥に来た初日
街で一番最初に話した人が今のギルドの人だった。

彼の名は、キャプテン ジョーダン。

キャプテンというからには海賊?それともどこぞの騎士団のマスター?
と考えを巡らせたが…容姿を見た限りだとやはり前者か…。

彼と話をし意気投合した俺っちはそのまま
彼の行きつけの酒場に案内された。

そこはトラメルのYew地方でムーンゲートからも近い 「森の黒熊亭」
常連が集う田舎の酒場って感じだな。

それから俺っちもこの酒場に顔を出すようになった。



続きは、一杯やってからにするか。



プロフィール

Tiwaz(ティウ)

Author:Tiwaz(ティウ)
Asukaシャード
#Role Playing Guild
[#RPG]
職業:遊び人
常時ロールプレイヤー

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遊び人に転職を考えている人
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